寝台特急「北斗星」のはなし // YellowRail

上野と札幌の間を結ぶ寝台特急「北斗星」に、この1ヶ月の間に3回も乗車してしまいました。内訳は一人用B寝台個室ソロに1回と二人用B寝台個室デュエットを2回でした。もっと詳しく言うと、北斗星2号を2回と北斗星4号を1回利用しています。10年ぶりの北斗星利用だったのですが、短期間に3回も利用したことで、以前は気づかなかった小さな発見がありました。

まず北斗星2号と4号の違いから。2号は札幌を17:12分発で上野に9:41分着。4号は札幌を19:27分に出発し、上野に11:19分に到着します。車両の見た目は同じなのですが、見えない大きな違いとして車両の所属があります。というのは北斗星2号がJR北海道所属で北斗星4号はJR東日本所属なのです。個室主体になりつつある北斗星ですが、個室車両も元々は向かい合わせ2段のB寝台車を個室に改造したもの。JR北海道所属は北海道で、JR東日本車両は本州で改造されたと記憶しています。それが原因かどうかは定かではありませんが、気になった点として、デュエット利用の比較で北斗星4号の方が寒かったのです。個室の位置が悪かったのかもしれませんが、個人的には北斗星2号の方が快適に過ごすことが出来ました。その結果から、寒さ対策ということではJR北海道の対応が上手ということなのではないかと、個人的に勝手に判断してしまいました。
このゴールデンウィークに北海道旅行をする人も多いかと思いますが、北斗星3号、4号を利用される方は、暖かい格好で寝られるように服装を考えた方が良いかもしれません。

by ichiro at 02:42 | Apr.12, 2006 | trackback (0)

ヨーロッパの鉄道予約事情 // YellowRail

20051118SNCF.jpg先日親孝行旅行で欧州に出かけた。その際にプラハからミュンヘン、チューリッヒ、マッターホルン、ジュネーブを経て、パリまで鉄道に乗車した。その際、幾つかの路線で予約の必要な部分が有った。一昔であれば旅行代理店で手配をお願いするのだろうが、今では日本出発前にネットで予約を完了することが出来る。
ドイツ国鉄(DB)ではネットで予約・クレジット決済が完了し、チケット自体も自宅のプリンターで印刷したプリントを持って乗車すれば列車に乗車できる。検札時にプリントと決済に使用したクレジットカードを車掌に見せればOKだ。米国の航空会社では、搭乗券を自宅プリンタで印刷し、それを搭乗チケットとして利用可というところがあるが、鉄道会社で同様のサービスをしていることは知らなかった。フランス国鉄(SNCF)でも同様のサービスを提供しているようだ。

もし、DBやSNCFなどの主要欧州鉄道会社が日本語でサービスを始めたとしたら、日本の旅行代理店にとっては大打撃だろう。
ところ変わって我が日本。JRの鉄道予約ではネットでの機能が充実していない。利用可能路線に制限が有ったり、会員制であったりと誠に使い勝手が悪い。国鉄時代からの歴史があり、世界最大級のコンピュータシステムである鉄道予約システム「マルス」だが、ネットの活用では世界水準に遥かに遅れている。

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トーマスクック ヨーロッパ鉄道時刻表
地球の歩き方編集室 (著)

by ichiro at 23:49 | Nov.18, 2005 | trackback (0)

川湯温泉(北海道) // YellowRail

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駅は、旅における「街の顔」です。

ここは北海道は川湯温泉

味わいのある「いい顔」で迎えてくれました。

by tak at 15:20 | Sep.17, 2005 | trackback (0)

「ポンパ号」覚えていますか? // YellowRail

ポンパ号を知っていますか?

これは昭和46年頃、日立が自社テレビ製品のPRのために全国の国鉄線を走らせた見本市列車のことだ。旧型の客車6両ぐらいの連結で、「マシューズ・ベスト・ヒッツTV」のようなデザイン外装で、北は北海道・稚内から、南は九州・鹿児島まで、全国津々浦々を走りぬけた。

私がポンパ号を見学したのは、確か小学生の頃の品川駅だった。友達と都営バスで品川駅まで行き、硬券の小児入場券でホームに入った記憶がある。その時の小児入場券料金は、10円だった気がする。六本木から銀座までの地下鉄大人運賃が30円だったから、そんなものだろう。

テレビのPRに、特別列車を仕立てて、全国を走らせた。考えてみれば、テレビという電化製品がパワーを持っていたということだ。目を現代の家電製品に移したとき、その頃のテレビ製品にあたるのが、大型液晶テレビ、HDDレコーダーなど、デジタル家電なのだろう。でもデジタル家電が、昭和46年ごろのテレビと同じような商品パワーを持つだろうか。高度な技術の製品は巷に溢れているが、商品としてパワーを持つものは少なくなった気がする。

by ichiro at 23:56 | Jun.08, 2005 | trackback (0)

品川駅が日本最古の鉄道駅? // YellowRail

10月14日は鉄道記念日だ。明治5年10月14日に新橋(今の汐留)と横浜(今の桜木町)間を、日本で始めて鉄道が開通したことを記念する日だ。長い間、新橋と横浜間が日本最古の鉄道路線だと考えていた。

先日ウェブを眺めていて、新橋と横浜間が開通する前に、品川と横浜間が先行開業していたことを知った。先行開業日は明治5年5月7日だ。この事情として、新橋と品川間に屋敷を持つ薩摩藩が、鉄道建設を優先する明治政府に反発し、土地を提供してくれなかったことにより路線変更が必要になったためだという。

であれば、本当の意味での日本の鉄道開業記念日は10月14日なのではなく、5月7日なのではないだろうか。明治政府の意地かもしれないが、事実は事実だと思う。

日本最古の営業駅として、品川駅にもっと誇りを与えたいものだ。

by ichiro at 13:49 | Jun.02, 2005 | trackback (0)

Kinzua Bridgeが落ちた! (ペンシルベニア州の保存鉄道) // YellowRail

この週末に、なにげなく米国の鉄道のウェブを見ていたら、とてもショックな記事に出くわした。ペンシルベニア州Kinzua Bridgeが、竜巻で崩落したというのだ。といっても最近のことではなく2003年7月のことなのだが、なにぶんアメリカの片田舎のニュースなので、今まで知らずにいた。

Kinzua Bridgeは保存鉄道Knox & Kane Railroadにある鉄橋で、作られてから100年を超える歴史がある。長さは630メートル、高さは90メートルと、建設当時は世界一の高さを誇る鉄道鉄橋だった。州立公園の中にあるこの高架橋は、四季折々の木々の色により風景が変わり、訪れる人たちにすばらしい眺めを楽しませてくれた。

保存鉄道とは廃線になった線路にSLを走らせているもので、米国だと1マイル前後の短い距離を夏の観光シーズンだけ運行しているところが多い。その保存鉄道の米国東海岸でのメッカといえばペンシルベニア州(略号PA)だろう。なぜPA州に保存鉄道が多いかというと、もともとの路線数が多かった事が大きな理由と思われる。フィラデルフィアやピッツバーグなどの大都市があるPA州だが、鉄道による旅客貨物輸送が唯一の移動手段だった頃、ニューヨーク、ボルチモア、ワシントンなど東海岸の大都市とシカゴ、西海岸を結ぶ鉄道の殆どがPA州を通過した。全盛期には、まさしく網の目のようにPA州内に鉄道路線が敷設されたわけだ。ただ、いまではその多くが廃線となり、かなりの線路が未だに放置されたままだ。

数あるPA州の保存鉄道の中でも、個人的に一番気に入っていたのが、このKnox&Kane Railroadだ。
この鉄道はMarienvilleからKinzua Bridgeまで、96マイルを走る。場所は、NYマンハッタンからGWB(ジョージ・ワシントン・ブリッジ)を通り、I-80をひたすら西に550Kmドライブしたところにある。美しい森林公園の中を走るこの鉄道のハイライトともいえるのが、折り返し地点にあるKinzua Bridgeの渡りだった。橋の上から眺めるアルゲニー山脈が絶景だった。

お気に入りだった保存鉄道の大きな目玉が失われたことは大変に残念だ。

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by ichiro at 15:08 | Apr.26, 2005 | trackback (0)