野球がつまらない理由 // YellowFeeling

今年の日本シリーズで何年かぶりに野球をちゃんと観ました。テレビでですが……。

観ながら考えていたのですが、「野球に魅力を感じなくなったのはなぜだろう?」

野球人気の凋落はよく論じられています。たいていは「試合時間が長く、だらだらやっているように見える」ことが問題とされています。忙しい現代人の嗜好に合わないんだと。たしかにもっともな理由に聞こえます。

でも、ぼくが日本シリーズを見ながら感じていたことは少し違います。

「観ていておもしろい」と思えるほかのスポーツとくらべて、野球でいちばん目につくのは「審判に対するリスペクトが低い」ことです。

スポーツをスポーツたらしめている所以は「ルールの存在」です。ルールとは「やってはいけないこと」を決めるものですよね。サッカーでは「手を使ってはいけない」ボクシングでは「足を使ってはいけない」といった具合に。ルールがなければ、どんなスポーツでも「なんでもありのバトル」になってしまいます。

ルールは国家の法律にあたる存在です。そう考えると、スポーツでルールを執行する審判は、裁判官のようなものだと言えるかもしれません。たしかに野球の試合って「先攻」と「後攻」に交互に攻めと守りを入れ替わるので、裁判の構造に近い気もします。

でも野球では、その「裁判官」が非常に軽く見られている気がするのです。クレームは日常茶飯事、ときにはこづかれたり突き飛ばされたりもしています。サッカーや相撲、柔道など、野球以外で審判がこれほど舐められているスポーツってないんじゃないかなぁ。

そもそも相撲や柔道で審判の威厳がなくなったら、試合そのものが成立しないでしょう。でも野球では、微妙な判定に「これは揉めますよ~」なんて言うテレビ解説者もいるくらいで、監督や選手が審判に食って掛かるのを楽しみにする向きが少なからずあるように思います。それってスポーツじゃないやろ!と思うのであります。

ぼくが野球に醒めはじめたのは、このことに気づいてしまったからかもしれません。
どんなもんでしょうかね?

by tak at 23:49 | Oct.27, 2005 | trackback(0)

このエントリーのトラックバックURL
http://www.yellowocean.jp/mt/mt-tb.cgi/154

トラックバック