坂田明 in 鹿追町町民ホール // YellowMusic

ちょっと前の話になるが、10月8日にサックスの坂田明miiを十勝の鹿追町町民ホールで聞く機会があった。鹿追町というのは帯広の北東にある農業中心の町で、車で40~50分の距離の場所になる。町民ホールは鹿追町の中心街にあるのだが、広大な農地に囲まれた場所に立地している。
なぜ鹿追町の町民ホールへ坂田明を聞きにいったのか?それは入場料が1,000円という破格に安い値段だったからだ。坂田明は9月後半から10月中旬まで、東北と北海道を周るツアーを行っていた。開催会場は、ほとんどがジャズクラブで、入場料は1ドリンク付きで3,500円~4,000円というところだ。我々も札幌のジャズクラブで観る予定だったのだが、ちょうど10月8日に帯広方面へ行く予定が有ったのと、HPで1,000円という入場料金を知ってしまったので、すぐに予定を変更したという次第だ。

入場券が安く済んだ理由は、自治体からの補助と地元新聞社のスポンサーが付いたからだと思われる。600人強の収容人員を持つホールだったが、近隣の住民で満員だった。満員どころか、補助席を出すほどの盛況だった。
そこで考えた。なぜ満員なのかと。農地に囲まれた場所とはいえ、近くに帯広があるので、それなりのコンサートへ行くのは難しくない。しかし、ジャズというのは、なかなか生演奏に触れることが出来ない。もしかすると農村でもジャズの演奏に飢えている人は多いのではないだろうか。ジャズのファンは都会の住人だけではない。地方都市、農村でも多くのファンがいる。入場料金さえ抑えられれば、地方都市や農村でもジャズの演奏会でホールを満員に出来る。公共ホールの活用法として、何らかのヒントを与えてくれている気がする。

by ichiro at 00:23 | Oct.14, 2005 | trackback(0)

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